嶋田佑紀公式Blog【おむすびとわたしと。】

わたしがひかりの種として伝えている「心がほどけるおむすび」から派生した話と、その活動に共感してくれた人たちで伝える「おいしい」の尊い力を綴っています。

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やりたいことを選べないあなたへ。

ご訪問ありがとうございます。
嶋田佑紀(しまだゆうき)です。

 

 noteはじめました。

ひかりの種(えんごはん)|note 

 

 

あなたの命があと1週間だとしたら、何をしますか。

 

 

やりたいことがわからないという人。
究極この状況を想像してみてください。
リアルに、リアルに想像してみて。

 

 

それが
あなたの本当にやりたいことです。

 

とにかく自分のできるサービス、持っている商品を売って売ってお金に替える人もいるでしょう。
「お金を残す」ことをしておきたい、って思うのかもしれませんし

 

自分の本を出しておきたい!と思う人もいるでしょう。

自分の歌を残しておきたい!と思う人もいるでしょう。

本をたくさんたくさん読んでおきたい!という人だっていると思う。

 

 

 

わたしは。

 

わたしは、この問いを考えた時
まず家族が浮かびました。


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わたしが死んでも

「お母さんと一緒に食べたよね」
と時々思い出してほしかったです。

「お母さんの◯◯おいしかったよね」と、
時々食卓で思い出しながら「おいしいね」と食べていてほしかった。

おウチで食べるごはんはやっぱりおいしいね、と
笑っていてほしかった。

 

だから。

あと1週間の命だと言われたら。

 

子どもや夫と一緒にキッチンに立ち
子どもには自分がおいしいと思うごはんを、自分を喜ばせることができるごはんをつくれるようになっておいてもらおうと思ったし

夫には
簡単だけど、毎日気軽に野菜が食べられる、簡単だけど体と心がホッとするごはんを教えておこうと思いました。

「ほら、簡単でしょ」
「おいしいね!」

ってキッチンで
いっぱい笑っていっぱい伝えておこうと思った。

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わたしが死んでも
ちゃんと「生きる」を続けてほしいと思ったから。
それがわたしの伝えられる「生きる」方法だったから。

このちゃんとは「自分を生きる」ということ。

自分を生きるための、自分の可能性を信頼して生きるための「ごはん」を伝えておきたい!って思った。

1週間しか、命がなかったら。

 

 

 

 

いつもこれを想像すると
涙が止まらないのですが

 

結局わたしが家族にできるのはそれだけだ、と思えるようになりました。

 

日々忙しく生きていると
こんなふうに思っていることを忘れ
あれもこれもやってあげたい、やりたい、となるんだけど

結局わたしができることはこれで
究極これしか、できないし、これだけやっていたら本当に幸せだし

これに集中したら
それ以外は手放さざる得ないんです。
だって、やる時間ないもん。笑

 

いいお母さんも
いろいろやってあげられるお母さんも
いろいろできる妻も

手放しました(笑) 

 

 

 

子ども達には
「おかあさんはごはんしかつくれないのよ〜」って、言っています。

 

お金を稼ぐ、ということも
今は生きているし、当分死ぬつもりもないから(笑)
やりたいと思うんだけど

1週間で死ぬ、と考えたら
「夫が稼いできてくれるからお金は大丈夫」
って安心しているわたしがいるんですよ。笑

ということは
そこは手放してもいいってことなんじゃないか?と思っています。

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時間もパワーも「ある」と思っているから

あれもこれもやりたしできる(はず)と、思って(思い込んで)いるけれど。
「その前にこれやっておかなきゃ」みたいな言い訳もたくさんでてくるけれど。

 

1週間しか生きられない
とわかったら
苦手なことなんて「絶対」したくないはず。

もし1週間で死ぬとしたら
優先順位はなに?

「やりたいことやって死ぬ」でしょう。

 

だったら「今も」やらなくていい。

 
できないことが増えて
そんな不甲斐ない、非力な自分も認めて
それでも「やりたいこと」をやったらいい。

不甲斐ない、非力な自分を認めるのは勇気がいるけれど
時には怖かったり、情けなくなって涙が流れる時もあるけど

やりたくないことを我慢しながら頑張ってやっている自分より

「助けてくれてありがとう」「協力してくれてありがとう」と
家族や友達に言えている自分の方が、たくさん笑っていると思うよ。

その方が「よくやってるよ」って、自分を愛おしめると思う。
その方がずっと自分のこと、好きになっていると思うんだよね。

わたしはね

食卓で笑いながらごはんを食べること
おいしいね、って食べられるごはんをつくること
子どもと一緒にキッチンに立つ時間

そんな時間を、たくさん取っています。

子ども達にも夫にも
「もうすぐごはんだから手伝って」をよく言います。

大事なことを大事にしたいから
時間も力も協力してもらっています。

ごはんをとおして
わたしをとおして
夫や子ども達に「自分を生きる」ことを伝えられていると信じて。

 

 

 

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