【開催報告】森と畑の子どもキッチン 2019春 day1
ご訪問ありがとうございます。
令和という新時代を迎え5日目の5月5日こどもの日。
新月でもあったこの日に
念願だったこのプログラムがスタートできたこと
本当に嬉しかったです。
思い起こせば・・・って長くなるからやめますけど(笑)
前日、足りないものがあって買い足しに車を走らせている時
夫に「本当に実現しちゃうんだねぇ」とつぶやいていました。
今回のこのプログラムの実行は実現”しちゃう”という感覚で
「よし!」「やるぞ!」みたいな強いエネルギーが全然ないんですよね。
宇宙の采配、とまで言っていいのかわかりませんが
そんな氣持ちで臨みました。
そのスタートが
新時代の幕開け間もない日であることも
こどもの日であることも、新月であることも
とても光栄だな、と感じて初日を迎えました。
毎回のスタートは、火おこしからスタートします。
わたしの夫と、今回場所をお借りしているSAVE AREAの戸巻社長が初陣を切りました!
今後はお父さん達にもお手伝いして頂く予定です。
若干緊張気味に入ってきた子ども達。
実はわたしも緊張していたよ。笑
来た順に、まずワークシートを書いていきます。
食べた人がどんな氣持ちになるごはんをつくりたいですか?
この問いかけを発表してもらいながら
子ども達に自己紹介をしてもらいました。
まずはわたしから。
ゆうきさん、って呼んでね。
先生じゃなくていいよ。今日から半年間、みんなにおむすびや野菜の洗い方、包丁の使い方を教えるよ。
みんなは11月4日にカフェを開催するよね。
お客様をお迎えしてお食事を提供します。えー!って思うこともあるし
やりたくない!ってこともあるけど
「できない」っていうのはナシね。そんな暇はないからね。どんどんやってみようね。
この「子どもキッチンプログラム」
実はわたしが大人になって学んだことがいっぱい入っています。
それは我が子を育てながら学んだこともいっぱいです。
できないならできるようになったらいいよ、って
言ってしまっていた時期があったんです。
ひたすら励ましたり、持ち上げたり、していました。
どうしたらできるようになるかな、って一緒に考えさせていた。
でもね、できないを認める、ということを飛ばしちゃいけないんだな、っていうのを感じたんですよ。
そこにはわたしの「できないのはダメ」「できないよりできた方がいい」みたいな考え方が隠れていた。
できない、って悪いこと?
違うよね。
もちろん、ほかの人ができているのにできていない、できないって、すごく焦るしざわざわする。
それでもできないことにフォーカスするんじゃなくて
できない、うん、そうできないんだ、と認めた上で、自分はどうしたいか、にフォーカスすることが大切なんだな、と。
しかも気づくペースはそれぞれ。
さらに、できればOKかというとそうじゃない。
大人の期待に応える「できる」や、誰かと比べてのできるは
虚しさが残ったり、自己肯定感があがらないんじゃないか?
・・・というのは、わたし自身の人生の振り返りも含めて感じています。笑
どんな自分になりたいか、が大事なんだろうな、と。
今の自分を知って
どんな自分になりたいか考えて
それに必要なことを自分で決めて動くから
自分を信じられるようになるんじゃないか?
と思っています。
難しいことを書きましたが
子ども達にはわたしのそんな姿勢と在り方で接していきます。
そういった個性を表現できる場にもしていこうと思っています。
そんなわけで
子ども達が書いて発表してくれた
食べた人がどんな氣持ちになるごはんをつくりたいですか?
これをまず
自分にできるようになろうね、と伝えました。
- えがおになるごはん
- しあわせになるごはん
- うれしくなるごはん
そんなふうに教えてくれました。
誰かのためにできるようになる前に
自分で自分をえがおに、しあわせにできるごはんがつくれたら
まわりの人は、勝手にわらってくれてしあわせになってくれるよ。
そんなことを伝えて、ワークショップがスタートしました。
ひかりの種Facebookページにて
詳細を写真付きでご案内しています。
ぜひご覧になってみてください。
まだまだ堅さはあるものの
子ども達の真剣な表情、わたしの楽しそうな表情・・・
野菜もお米もぴかぴかです!
ひかりの種(えんごはん)ページに「いいね!」をして頂けるととても嬉しいです!
そしてごはんを食べてからのまとめの時間に
お米がどうやってつくられているか、知っている?と聞くと
見たことのない子、知らない子がほとんどだったので
お米を寄付してくださった自豊暮さんに
みんなで行きたい、とすごく思いました。
お米を炊く
文字に書けばこれだけのことですが
お米になるまでの手のかかり方はお米によって全然違う
↑自豊暮さんの全て手作業でつくられた「初女」を頂いています
お米が炊けるまでの手のかかり方は方法で全く変わる
↑羽釜ごはんは薪割り、火おこしからやっています
それを頭でなく
目と体で感じてもらえたら、と思いました。
やっぱり「手をかける」の本質を感じてもらいたいなぁ。
そこは、、、、オプションかな〜・・
と、やってみて気づくことがあったりしつつ
まずは初日、怪我なく、時間も予定通り終了したことに心から感謝した初日でした。
本当に幸せな空間で
気持ちのよい疲労感と幸福感に包まれて眠りにつきました。
子ども達と、全面的に信頼&協力してくださっている親御さんのおかげです。
ありがとうございます。
6月は援農活動。
お野菜をご提供してくださっているオギノエンファームさんで、農作業をします。