嶋田佑紀公式Blog【おむすびとわたしと。】

わたしがひかりの種として伝えている「心がほどけるおむすび」から派生した話と、その活動に共感してくれた人たちで伝える「おいしい」の尊い力を綴っています。

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わたしと夫のこと。

ご訪問ありがとうございます。

嶋田佑紀(しまだゆうき)です。

 

土田サヨコさん
夫婦の写真を撮ってくださいました。

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この曲と 

ささやかですが
写真で応援させてもらえたらと思いまして

まんまの
今の2人と
炭火のような熱と
なんかねー、
もうたまらないです。

ありがとうございます。

 

というメッセージと一緒に
すてきな写真をプレゼントしてくださいました。

 

 

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わたしたち夫婦を見て
仲が良いとか
羨ましいとか
言われることがあるのですが

 

結婚してからずっと
こんなラブラブ?安定?していたわけじゃないんですよ。

 

 

 

結婚したのは2004年。人事の仕事をしていた頃です。

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息子の「こんなまじめなお母さんはじめてみた」と言われましたww

 

 

わたしがわたしを取り戻したのは2017年年末。

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そのちょっと前くらいに撮った写真です。
自撮り大嫌いなわたしが自然な自分を自分で撮れた写真。人生初、くらいに。

 

 

仕事人間だったわたしが不妊治療を経て長男を授かり
切迫早産で仕事を強制終了させられたのが2011年5月。

長男からのメッセージだったんだろうな、と
その時も思ったし今でも思っています。

 

2013年に次男がうまれ
状況として人事関連の仕事はもうできない
なんで?どうして?!って悔しかったです。

 

2015年次男が2歳で幼稚園に入園する頃

母親:女性:仕事人
生き方の葛藤がピークに達しました。

 

子ども2人が幼稚園へ行く=手が離れる=自分の時間がつくれる

 

そう思っていたのに
長男を経由して母親としていろいろ学ぶ(学ばされる)機会が多々出てきて
さらに夫婦として学ぶ(学ばされる)機会もやっぱりあって。 

家庭が幸せじゃない人間にいい仕事ができるわけない
というのがわたしの根底にあったから
「あぁ、やっぱりな」という気持ちでもあったわけです。 

 

長男4歳、次男2歳の2015年頃から
自分と自分の中の対夫と
本気で向き合うことをスタートしました。

 

それでも 
わたしは何をする人になったらいいんだろう
と未来ばかり見ていたし
ないものを埋めることばかり考えていました。

反面
仕事なんてもうやめてやる
向いてないんだ!ってヤケになって
家族に八つ当たりしまくったこと数知れず。

子どもを置いて、も、子どもを連れて、も
家出したこともあるし、離婚だって何度も切り出した。

 

今思い返せば
「自分の本当の望み」がわからなくなっていたんだよね。

 

逆の視点で言えば

「自分の本当の望みを見つけ直すタイミング」に差し掛かった時期だったんだろうと思います。

 

 

母親になった、というのも大きかったんだろうな。 

わたしの場合
無意識に、本当に無意識に
「いい母親」「できる母親」になろうとしていました(後で気づいたんだけど)。
そのくせ「できる人」と言われることにものすごく抵抗があったりして。

本当の望みをぼやかす要素にもなっていたんだろうと思います。 

 

最初は自分の望みがわからなくて
ヤケになって
望んでいない、むしろ真逆のことにどうしてもエネルギーが向いてしまっていました。

 

この原因は全て「拗ね」でした。

 

だから自分を可愛がる、「自分のやりたいことを優先する」をやろう
はじめの一歩で
自分の食べたいものを食べる、つくりたいようにつくる、を徹底したわけです。

 

それが2017年のこと。

自分に自信がなくて、上手と言われることにも自信を持てなくて
でも本まで出しているんだから、という理由ではじめた料理の仕事をきっかけに
仕事にするなら自分がまずやってみないと、という気持ちで
毎日毎日自分のごはんづくりと向き合いました。

 

食べたい、食べたくない

つくりたい、つくりたくない

選ぶ、買う、残す、捨てる

 
自分の気持ちと向き合いながらごはんづくりを毎日して
ごはんを通して
夫と、お金と、自分と、過去や両親と向き合って過ごしてきて.....2017年大晦日

 

夫に

生まれてきてよかった〜
今まで生きてこれてよかった〜

と大泣きしてハグしました。

 


《わたしにとって一番大切なものは家族》

 


とてもシンプルな答えを出せたんですね。
そんな自分にOKを出すこともできた。
家族が一番でいいんだ、と許せたんですよ。

そしてどんな時でも仕事が大事だったわたしが(そうじゃないと存在を許せなかったからだったんだけど)
あるがままで生きていい。(家族を真ん中にして生きて)大丈夫。という安心感に包まれた瞬間でした。

 

彼とだったからこそ
この愛おしい子ども達と家族をつくることができたという感謝も溢れたし

小学生の頃は自殺願望とかもある子だったから
よくぞここまで生きてきたな、と思ったりもして。

こんな波乱万丈的生活にむしろ巻き込まれたはずの夫が
何も文句言わずいつも隣にいてくれたことにも
やっとやっと「ありがとう」と心から思うことができました。

 

晦日も洗い物をしながら「よかったねぇ」と笑ってくれていました。

 

ごはんづくりで「拗ね」を矯正して
2018年は「やりたいことをやる」から「自分を大切にする」というステージへ移動し
それ以降、黙々とおむすびをむすび、伝え、今に至ります。

 

 

・・・・・・ってわたしの話になっちゃっていますけど

とにかくそんなひどい妻のわたしの横で
支えて続けてくれて、こんなふうに笑ってくれていることが

この写真を見て本当に嬉しかったし、幸せでした。

 

そして今のわたしがむすぶこのおむすびを
嬉しそうに食べてくれている姿。

 

そんな彼を見て
わたしの方がありがたく思うのです。

 

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おむすびやってきてよかった、と
泣けてきちゃいました 笑

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夫婦を諦めないでよかった。
火種をフーフーしながら
絶やすことなく生きてこられて本当によかったと、今、心から思えて、幸せです。

 

サヨコさん、お写真本当にありがとうございました。

 

 

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