嶋田佑紀公式Blog【おむすびとわたしと。】

わたしがひかりの種として伝えている「心がほどけるおむすび」から派生した話と、その活動に共感してくれた人たちで伝える「おいしい」の尊い力を綴っています。

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【2021年3期生募集中】森と畑の子どもキッチンプログラムのご案内

 
 

”食べたい”を叶えられる力は

やりたい、なりたいを叶えられる力。

 

それは自分の可能性を信じる力になって

 

どんな時でも

自分を支えられる力になっていく

 

 

 

 

スイッチを入れてくれた映画「いただきます」

20189月に「いただきます」という映画を観ました。
その映画を観た時に共感したことが引き金になって、改めてわたしの中から想いぶわわわわって出てきたんですね。
それが
2019年に形になったのが「森と畑の子どもキッチンプログラム」です。
映画の中でわたしが「食」を大切にしたい理由の不明確な部分を上手に言語化してくれていました。より共感した部分をいくつかご紹介しますね。

 

「知育・体育・徳育を支えるのは《食育》」です。

 

わたしも猛烈にそう思っています。わたし自身の経験からもすごく感じていることです。

勉強も運動も日常生活も、食が乱れていたら最幸なパフォーマンスは出せません。

やりたい!って思った時に行動できる
がんばる!って決めた時に力を発揮できる

体と心が健康であれば、どんな時でもいくつになってもそんな人間で在れると思っています。

そして子ども時代のそれは親次第。子の運動も勉強も生活も、パフォーマンスの源は食だとわたしは思っています。

 

 

良い姿勢で食べるということは、魂を育てることです。

 

姿勢よく食べるってマナーだから、って教わってきませんでしたか?お箸をきれいに持つのも、持たないとみっともない、とか。少なくともわたしはそう親に厳しく躾られたけど、なぜ良い姿勢が美しいのか、意味はわからなかったな。

確かに、美しい姿勢で美味しそうに食事をする人って、心も磨かれている気がするし、食べるということを丁寧にしている感じがしますよね。食べるという仕草ひとつ丁寧であればモノに対しても人に対してもそして生き方も丁寧な気がします。

「丁寧に扱いなさい!」って言っただけで丁寧に扱えるようにはなるわけないなぁって思ったりします。

 

 

心を込めるというのは、体中の気持ちを込める、ということです。

 

そうか!って腑に落ちた言葉でした。

わたしね、体中の「愛してるよ」「応援してるよ」を込めて料理したら、子ども達は《安心してがんばれる》んだと思うんですよ。《安心して家に帰ってこられる》と思うんです。

この《安心感》って実はめちゃくちゃ大事で、まさに生きていく土台。
この安心感があるから、挑戦できたり、やりたい!って言えたりするんですよね。そこから自信がついたり、肯定感が育ったり、するんだと思います。

料理で伝わる安心感は、言葉で「安心してね」と伝えるのとは、伝わるレベルが全く違うんじゃないかな。
細胞レベルで伝わっちゃうのが料理だと、わたしは自分の経験からも感じています。

 

 

わたしの肚から湧いてきた思い

 

生きていく上での安心感がどれだけ大切か、わかる人にはわかると思います。

がんばらないと認めてもらえない、とか。
何かしていないと価値がない、とか。

条件つきでしか自分を認めてあげられない、認めてもらえないと思い込んで大人になってしまったわたしは、毎日自分のために心を込めて料理して自分を大切に扱って「わたし」を思い出しました。

心を込めて=体中の気持ちを込めて。

まさに丁寧に生きるですよね。丁寧に生きるをやり直したら自分を取り戻すことができたんです。なので映画を見て「食べること」「つくること」そして「安心感を持って生き尽くすこと」の関係がストンと腑に落ちたんですよね。

それで湧いてきたんです。

あぁ!!このことを子ども達に伝えておきたい!!!!
子どものうちに、頭じゃなくて細胞レベルで安心感と肯定感を記憶しておいて欲しい!!

って。

大人になってから理解するんじゃなくて、子どもの時から体感的でわかっていたらめっちゃ自分らしく生きられるんじゃ?!って思ったんですよね。

より自分を生きるとか、自分を生きることを諦めないとか!

豊かでハッピーな人生にする秘訣なんじゃないかと思います。

 

自分の可能性を信じられる子が増えてたら嬉しいなぁ!

自分の可能性を信じて行動できる子が増えたら嬉しいなぁ!
それを応援したいなぁ!!!って。

 

20195月からスタート

ただ「おいしい」と感じるだけではなく、自分の「おいしい」をつくりだせる喜びや自信、そして自分の感性を信頼できるようになるこのプログラムは、子ども達の肯定感や、挑戦する氣持ちを育めているのではないかと思っています。

 

 

2019年1期生

泥だらけの野菜を洗うことや羽釜でお米を炊きおむすびをむすぶことを通して「手をかける」ことの本質を学びました。
自分がおいしければ良いではなく、その先にある「誰かを喜ばせる」も実践するために自己満足に留まらない本当のおいしいを探究し対価を頂く体験を通して自分達の感性ややりたい氣持ちを信頼できるようになりました。

 

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1期生最終日の様子はこちら

 

 

 

2019年2期生

自分たちで固定種の野菜をつくるところからスタート。
野菜がどうやって育っていくのか知りながら、それをどうやったら美味しく食べられるのか、たくさんの試行錯誤を繰り返し最後までやりきることを体感で学びました。
自分達の体が感じているおいしいという喜びを信じながらお客様を喜ばせる企画商品をつくりあげ、プロフェッショナルな方々へプレゼンテーションを行い商品化を実現。大きな自信になりました。

 

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2期生最終日の様子はこちら

 

  

 このプログラムで大切にしている4つのこと

1.「手をかける」の本質を体感する

おむすびをむすぶことやお野菜の収穫・出荷作業を通して、個性の本質を垣間見ながら自らの存在をも大切にすることを感じていきます。

自分が食べるもの、お客様に届けるものを同じように大切に扱うこの時間は自分の本当の声に耳を傾け心を寄せていく手仕事の時間。

大切にする、しすぎないのバランスを味わいながら、手をかけることで生み出される自分のエネルギーと食材のエネルギーの共鳴も味わいより自分を生きる力となるひかりへ変換していくプロセスも学びます。 この体験が当たり前に「丁寧」「感謝」を育てていきます。

 

2.野菜やお米に寄り添ってつくりだす

羽釜ごはんを炊く時には、お米とお水に寄り添い、共鳴した瞬間の「よし!」を感じて火にかけます。野菜を使って調理する時の火を通す加減や塩の塩梅は自分の「うん、おいしそう!」「おいしい!」というタイミングです。

レシピという誰かがつくってくれた答えに向かっていく、それができて成功、というレッスンではありません。ですから答えもなければ◯×のジャッジもありません。自分の感性への信頼のみ!

納得感を大切にしながら”本当のおいしい”を創造し、自分の感性を信頼できるようになる、自分の感覚に委ねる喜びを通して創作の真の楽しみを味わいます。 このプロセスによって無秩序と自由の違い、自由には責任が伴うことを知ります。

 

3.チームでつくりあげる喜び

学びの習得スピードは人によって違いますし学年が違えば当然できることも異なります。それでも「やりたい!」「やってみたい!」をできるだけ尊重するのは講師だけでなく、仲間たちも同じです。

やってみてもやっぱりできなかった・・それで自分の力を知ることも大切な機会ですし、たとえ失敗しても「じゃぁ、今の自分にできることは何か」「自分たちがフォローできることは何か」を考えてチームで動きます。

自分の責任、仲間との協力、自分の答えに共感してもらえた自信、他者との違いをすり合わせていく調和。こういったバランスを大切にしながら時には子どもながらの厳しい声や葛藤を味わいながらすすめていきます。 

 

4.自分を喜ばせることが誰かの喜びに繋がる

学びの成果を発表する場としてワンデイ子どもカフェや実店舗での販売を最終日に実施します。

これは

”お客様に喜んでもらったから大成功!”
”お金がたくさんもらえたから大成功!”

という体験をするためではありません。

もちろんお客様をおもてなしする在り方も大切ですが

・誰かを喜ばせるためには自分が我慢をしなければいけない
・お金をもらうにはニーズに応えなければならない

 という苦しさが伴う概念ではなく

・自分が本当においしいと信頼できているごはんを出したらお金をいただけた!
・自分を喜ばせるって誰かの喜びにもつながってるんだ!
・もっともっと自分が喜ぶことをしよう!

という豊さの循環を味わう機会にしています。

自分を本当に満たすことができているからこそ他者を喜ばせることができるという本質的な幸福感を体感覚として記憶します。

 

 

 

そしてこのプログラムでは、親御さんとの時間も大切にしています
お迎えに起こし頂いた際、当日の目的や学びの主旨、それぞれの子ども達の様子をフィードバックをします。子どもの成長や課題に氣づく機会や、喜びを共有しあえるきっかけ、寄り添い方へのヒント等になれば幸いです。

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>> 1期生・2期生の保護者の方の声 

 

 

 

2020年(2期)から2つの場をご用意しています

1期の運営を振り返り、2期からは2つの場を用意することにしました。

 

〜MUSUBI〜

おむすびを真ん中においたプログラム構成です。

野菜の声をきいて御菜やお味噌汁をつくり、お米と丁寧に向き合いながらごはんを炊いて、おむすびを「むすぶ」ことを通して「手のかけかた」を体で覚え、自分の心と体が本当に喜ぶひかりのおむすびをつくれるようになります。(2021年は中止と致します)

 

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援農活動は、御殿場にある自豊暮さんへ伺います。

全て手作業・特別栽培でつくられている初米(はつめ)の田んぼのお手伝いをします。

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〜MUSUBI〜@湯河原プログラム詳細

 

 

 

 

〜TANE〜

畑を真ん中においたプログラムです。

野菜を種(固定種)から育て、畑仕事を通して季節の移ろいと共に手や体を動かしながら自然の営みの中で個性の本質を感じ、心と体が本当に喜ぶ食べ物を知っていきます。

 

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出荷作業や企画立案といった「自分がおいしいと思うものをお客様へお届けする」プロセスを通してクリエイティビティと商いの本質を知り実践を通して学びます。

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>> 〜TANE〜@埼玉所沢プログラム詳細

2021年第3期〜TANE〜 >> お申し込みはこちら

 

 

 

 

森と畑の子どもキッチンプログラム概要

コンセプト

それぞれの感性とペースを大切にしながら自分の内側の力に気づいていくプロセスを味わい、どんな時でも自分の存在を感じられる本物の肯定感を育む

  

 

学べること

● お米や野菜の本当の味、本当のおいしさを知ることができる

● 自由や責任、楽しい/面倒の両極を体験し、自分がどんな感情を味わい大切にしたいかで物事を選択できるようになる

● セオリーをなぞらえるのではなく、自分の感性や感覚を大切にできるようになる

● 自分で手をかけたものが、自分の生命力を活性化してくれることを心と体で感じ、底力がつく

● 自分が欲するものに正直になる

● 自分の力を正直に味わい打たれ強くなる

● 成し遂げたい成果に対して続ける辛抱強さを学ぶ

● 仲間とつくりあげる葛藤や喜びからより濃い人間関係を学ぶ

 

 

参加資格

食べることやごはんをつくることに興味のある小学校1年生〜4年生(5・6年生もご相談ください)
男女は問いません。
お母様、お父様も、お料理のできるできないに関わらず「食」への本質的な関心が多少なりともある方がよいと思います。

 

開催場所と開催期間

MUSUBI  全8回(5月〜8月)2021年中止
TANE    全11回(7月〜12月)

 

開催場所詳細
開催日時
活動内容
持ち物
定員
料金
につきましては各開催場所ごとにご案内ページを設けております。
詳細は各ページをご覧ください。

 

 

〜TANE〜@埼玉所沢 詳細はこちら

 

湯河原開催(MUSUBI) 詳細こちら(2021年中止)

 

 

  

 

お支払い方法

お振込 一括/分割2回まで

クレジットカード 一括

 

お申込み期日

2020年5月31日(月)まで (第3期募集開始しました)

 

事前にご確認ください/キャンセルポリシー

● 通しプログラムとなりますので基本的に途中参加はできません。

● 途中退会におけるご返金は基本的には行いません。あらかじめご了承の上お申込みをお願いいたします。

● ご入金後のご返金はプログラム開始前に限り、手数料を差し引いてご返金させて頂きます。但し、10日前から後のお客様のご都合によるキャンセルは50%返金となります。ご了承ください。

● アレルギーについて事前にご相談ください。重度の場合、対応が難しいこともありますのでその際には必ずお申し込み前にご相談くださいますようお願い致します。

● 衛生面には特に気をつけて頂きたいため、風邪や感染症による体調不良、その傾向がある場合にはお休み頂くようお願いします。集団感染や蔓延してしまうことが一番怖いです。何卒ご理解をお願いします。

● 包丁や火、農器具を扱います。細心の注意を払いこちらでも十分留意いたしますが怪我等の可能性につきましては予めご了承をお願い致します。

● 欠席による振替レッスンおよびご返金は致しません。欠席のフォローアップは紙面か動画で行います。

● レッスン中、親御さんの写真撮影は集中力を妨げることがあるため基本NGとさせて頂きます。但し、学びのための動画撮影をお願いする場合がありますのでその時のみ、できるだけシャッター音の小さいもので撮影をお願い致します。

● レッスンの様子をSNSで公開することがあります。ご了承をお願い致します。

 

 

最後に「半年間プログラムを担当します、嶋田佑紀です」

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嶋田佑紀プロフィール

 

「ひとりの人として尊重しよう、信じよう」

わたしが子ども達と向き合う時、とても大切にし、自分に言い聞かせていることです。

つい正しい方、おいしい味に誘導しそうになりますが、そこはぐっとこらえて!大人都合の視点は一切なくし、今、子どもがやりたい、やってみたいを、危険のない範囲でめいっぱい尊重し、叶えるサポートをしよう、といつでも思っています。そして実現できる力はたとえ小学生でも持っていると信頼し任せる勇気を持つようにしています。

そしてわたしにとって毎日自分のためにむすんだおむすびは”ひかりの種”でした。見た目が悪くても無農薬でつくられた固定種の野菜たちもまた、心・体・思考をどんどんクリアにしてくれた”ひかりの種”でした。

ひかりの種となったおむすびや毎日のごはんは、より自分を生きていこうとする私がすでに持っていたひかりを呼び覚ましてくれました。

ですからこのプログラムは、私自身が畑をやりながら野菜とごはんとそして家族と向き合い得たものすべてが詰まっています。ハウツーよりも在り方を見せ、座学ではなく実学でどんどん吸収してもらえるよう進めていきます。

心を寄せながら手をかけ、ごはんをつくる・食べることを通して、安心して自分らしさを解放することへ挑戦し、それぞれのひかりがよりクリアになっていってくれたらと願っています。

お母さん、お父さんとも、お子さんの成長や変化を共に共有したり喜びあえたら嬉しいです。お申し込み、お待ちしています!!

 

 

お申し込みはこちら

 

 

 

2019年・2020年、それぞれ半年間のプログラムの様子をまとめて読めます

 

 

 

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