嶋田佑紀公式Blog【おむすびとわたしと。】

わたしがひかりの種として伝えている「心がほどけるおむすび」から派生した話と、その活動に共感してくれた人たちで伝える「おいしい」の尊い力を綴っています。

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親子起業、賛成?反対?

ご訪問ありがとうございます。
嶋田佑紀(しまだゆうき)です。

 

 noteはじめました。

ひかりの種(えんごはん)|note 

 

 

以前知人がシェアしていたこの記事が目につきました。 (6月のこと)

「今」をあきらめない生き方 12歳で社長を目指した中学生の起業ストーリー - exodus

1029冊で募集終了になり、ファンディング成功したようです。

 

みなさんは親子起業
しかも、子どもが事実上社長をやる、というのをどう思うでしょうか?

 

わたしだったら
12歳で会社を興すことには、多分、賛成しないと思います。

この重責をたった12歳で負わせるのか?!と考えちゃいますね。
 

 

 

やりたいことを応援するなら大賛成です!

彼の「本当のやりたい」が「会社を興すこと」ならば賛成です。

わたしは子どもの「やりたい」に
大人が制限をかけることに
とても違和感があります。

 

わたしの幼少期を振り返ってもそうなんです。

特に不満だったのは
お年玉やお金の使い道を自分で決められないことでした。

「なんで子どもだとダメなわけ?」
「どうして自分でやっちゃいけないわけ?」

と、不満だらけでした。

それがたまりにたまって腐敗して、大人になってから「親はわたしを信頼してなかった!」になっちゃったww

 

 

なんせ銀行員の父は

お金は子どもが扱うようなものではない!

でしたからね。

 

せっかくもらったお金全部取られちゃって
使い道勝手に決められちゃって
父の思う通りのこずかい帳をつけてないとおこづかいも気持ちよくもらえなくて
「お金なんて嫌いだ〜!!!!」という概念が刷り込まれていったんですよね〜。

「ちょうだい」「使いたい」って言えたらよかったんだよね。

 

 
「子ども」を理由にされたのもそうだけど
「だって(努力とかじゃ)変えられないじゃん!!」という理不尽さから味わった不自由さって
遅かれ早かれ「やりたい」を制限してしまうブレーキになっちゃうんじゃないか?と思います。

「けど」「だって」の温床ww

 

 

やりたいは、さっさと叶えた方がいい

子ども、男、女、あとは、、年齢や身長?

こういった「変えられない事実」を理由に「やりたい」を制限するのって
ほんっとにナンセンス!と私は思っています。

 

だってさ

今の自分で
今のタイミングで
今できる方法考えたらいいだけだよね?

 

やりたいを叶えよう
なんて優しい言い方があるけれど
むしろ「昇華」に近くて。

叶ってないから、成就してないから
攻撃的な形で表現されちゃうことの方がよっぽど怖いよ。

 

わたしは子どもの頃
お金はあるのに手にできない、という経験があったわけです。

働いても働いても(お給料を手にしても手にしても)全く満たされてなかったのは
さっき書いたような経験があったからだと思っているんですよ。

攻撃的な形、というのは
わたしがわたしを攻撃していた、ってことね。
自分を奴隷のように扱っていたわけ。

 

子どもたちにはそんなふうになってほしくないから
「やりたい!」って言われたら基本OK。

ただし、わたしが納得できないことは話し合い。

それは言いくるめるのではなく
「だったらどうしたら叶えられるか」という合意のための話し合い。

 

言っても子どもは子どもだから。
法的なことや、体格的なこと、知識、想像力(←特に)
こういったことが大人に及ぶには時間が必要。

だから子どものやりたいを叶えるために、時には大人の力は必須だと思っています。
危険からだって守らないとね。

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”安心して生きる”を体感中。笑笑

 

 

実は大人の存在がポイント

森と畑の子どもキッチン、という
子ども向けのキッチンプログラムを開講しています。

 

実はこのプログラムを開講するにあたり
いろんなプロセスがあったのですが
ひとつに、あるひとりの女の子の夢を叶えちゃおう!というわたしの思惑もありました。

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彼女の夢リストにね

「カフェをオープンする」

って書いてあったのを見たんです。彼女が料理が好きなことも知っていた。

 

それを見た時
「それ叶えちゃえ!」って思ったんです。

 好きなんだから、叶えちゃえ!って。

 

親御さんにしてみたら
「それ叶えるなら高校生になってカフェでアルバイト」くらいだったみたい。

この親御さんだけじゃなくて
だいたいの大人はそう思うと思うのね。

ごっこ遊びくらいは思いついても
ちゃんとお金をもらってカフェをやる、って・・・・・・

 

「大人になる」が順番の最初なの?本当に? 

 

料理のスキルとマインドはわたしが教える。
環境もつくるために協力してくれる人を募る。
学びに必要なお金は親御さんが出す。
 
まずは「カフェを開く」ことに向けて動いちゃおうよ。

大人が協力すれば叶うんだから、やっていいよ!

 「やってみる」 を最初に持ってきてもいいんだよ!

 

やってみてから
本当にカフェをやりたいのか、オープンしてみたいのか決めたらいい。

叶えるんだ!と思ってたって
やっぱりやーめた、もいいんだから。 

それこそが若さの特権じゃない?
(羨ましいぜ!眩しいぜ!笑)

 

可能性に満ち溢れてるな〜!って
わたしはね、思うんです。 
いつだってそれを信じて、力を貸せる大人でありたいなと思っています。

 

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そう考えると
親子起業も
子どものやりたい、に大人が協力している
という形なんだろうな、と思います。

 


「やりたい」は、軽やかなうちに叶えてしまった方がいい。

叶えたからこそ見えるものが、味わえるものがたくさんたくさんあるから。

そういうものが、人生をめいっぱい彩ってくれると思う!

 

 

 

 

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