嶋田佑紀公式Blog【おむすびとわたしと。】

わたしがひかりの種として伝えている「心がほどけるおむすび」から派生した話と、その活動に共感してくれた人たちで伝える「おいしい」の尊い力を綴っています。

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おむすびの奥深さ、優しさ

ご訪問ありがとうございます。

嶋田佑紀(しまだゆうき)です。

 

6月1日土曜日。
長男のバースデーディズニーの日でした。

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朝6:00には出発する予定で、朝ごはんどうしようかと話していたところ

息子が「僕がおむすびむすぶ!」と。

 

えーーーっと。

ディズニーシーへ遊びにいく朝に?むすびます?

 

・・・付き合いました。

 

実は彼は今、わたしが主催している
子どもキッチンプログラムに参加しているので
練習しなくちゃ、とどこかで思っている様子。

「こんな日に?!時間配分考えて!」なんて言えないからね。笑

付き合うことにしたんですが
むすび方をすっかり忘れていたんです。

一応息子の名誉のために言っておくと
子どもキッチンでは2種類のむすび方を教わっていて
ひとつはできているんだけど
もうひとつの方ができていなかった、ということです。
で、そのもうひとつの方をやりたがったのでした。

 

そして、しどろもどろでできあがったおむすび
もちろん本人に食べてもらいました。

 

そうしたら「おいしくない」と。

 

私「どうしてだと思う?」

長男「つくりかたが違うから。」

 

私「それは違うよ。
途中でいやになったでしょ。
わからなくて、最後までやること、丁寧にやることを、やめたよね。」

 

 

2個目は「丁寧に」「最後まで」やることをしていたら
全然味が変わって
本人もそれに気づいた。

 

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わたしが
「これが今のあなたのベスト。だけどもっとうまくなるよ」

と言うと
「うん、完璧になるまでやる」と言った彼にわたしは

 

完璧なんていつになってもならないよ。

今の自分のベストを更新していけばいいよ、と伝えました。

 

 

このおむすびは
つくり方を目指すと美味しくなくなります。
(硬くなったり、見た目と食べた時のバランスが悪かったり)

 

もちろん、つくっていて、ほどけることもゆるむこともなく、しかも楽しくもありません。

 

エネルギーを「完璧にしよう!」と使うのではなく

むすぶという行動によって
まず今の自分を「知ること」「受け入れること」に素直になってみよう、ってことなんです。

 

できなくて情けない
教えてもらったのに忘れちゃっった

そんな気持ちもOK。

 

ベストを更新していくというのは
本当の自分の力、姿を知り続けることを積み上げているからできることです。

淡々と積み上げていくことです。

 

《心がほどけるおむすび》は
その淡々と積み上げてきたことにちゃんと応えてくれるおむすびです。

なんて優しいんだろう、と最近益々感じています。

 

  

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