嶋田佑紀公式Blog【おむすびとわたしと。】

わたしがひかりの種として伝えている「心がほどけるおむすび」から派生した話と、その活動に共感してくれた人たちで伝える「おいしい」の尊い力を綴っています。

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氣愛のおむすびサトケンさん&写真家オザキさん経由で、佐藤初女さんに会ってきました。

ご訪問ありがとうございます。

嶋田佑紀(しまだゆうき)です。

 

2月1日は2016年に亡くなった佐藤初女さんの命日です。

この日、湯河原にある「ご縁の杜」で開かれることになっていた
初女さんの想いが生きる〜お結び講座&写真家オザキさんとサトケン対談〜
に参加してきました。

 

以前、わたしが書いた記事です。

おむすびを伝えている、というと
「初女さんから習ったのですか」というご質問をよく受けます。

この日のブログにも書いていますが
わたしは初女さんからおむすびを習ってはいません。
なのでわたしのおむすびの結び方は、オリジナルです。

 

初女さんの本はほぼ全部読みました。

そして、正直に正直にお伝えすれば
初女さんの「心(なぜおむすびなのか)」は理解していたつもりでした。

 

ですが、、、

心がほどけるおむすびの会でも
・ブログを読んでやってみたけど違う
・読んでわかったつもりだったけど、食べてみたら全く違う世界だった
というご感想を頂くことがあるように

初女さんのおむすびを食べてみたい、体感してみたい

という想いは、わたしの中にすごくすごくありました。

 

亡くなってしまってからおむすびを伝えだした自分を何度悔いたことか。笑

 

ですがわたしの知る限り
初女さんの「想い」を継承しながら「おむすび」を伝えている方が
今回おむすび講座を開いてくださったサトケンさんです。

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サトケンさんは
初女さんのおむすび講座を見て、何かを感じて
「これを伝えていこう」と決めた、という方。 

今は『本来の自分に還る』というテーマで
断食や料理教室など開催されています。

 

今回わたしが教わったおむすびは
「初女さんの想いが生きるサトケンさんの氣愛のおむすび」。

そしてわたしは今回
サトケンさん経由で初女さんを知ることができたと感じています。

 

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サトケンさんのおむすびを食べて感じた「透明感」。

この透明感にわたしは心底驚きました。

 

味を表現するのに「透明感」という言葉はなかなか使わないと思う。
だけど、本当に透明だったんだよ。

 

あぁ!
これが初女さんの言っていた「野菜が透明になる瞬間」
それを口にした感覚だ!と思った。

 

もう、ものすごく嬉しかったーーーー・・・

 

初女さんの「お鍋の中の野菜を見ていると透明になる瞬間がある」という意味がわからなかったから。
ほうれん草がお鍋で茹でられている時
どういう姿になったら透明なんだ?!って思ってた・・・ (苦笑

  

サトケンさんは初女さんからそのとても大切なところを
ちゃーーんと継承してくださっていた。

 

そして初女さんはサトケンさんを通してわたしに教えてくれた。

 

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何が透明になるって
エネルギーが透明になるんですよ。

 

それは多分・・・

例えばおむすびが
食べる人のエネルギーに共鳴するための準備みたいなものかなと思う。

しかもそうなれたことを
おむすびは「喜んでいる」のね。

 

だから食べた人が「おいしい」と思わずもらす。
 

つくる人は
つなぐ役目を担っている。

おむすびならば
まさに「むすぶ」。 

だからなんだよね
つくる人のエネルギーがとても大切、というのは。
 

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サトケンさんは「氣=息=自分の心」
「氣=呼吸」とおっしゃっていました。

そして実際に宇宙や大地とつながる呼吸法を教えてくださいました。

 

翌日わたしはいつもむすんでいる方法に

『自分自身への愛のエネルギー』
『恵を与えてくれている大地へ感謝のエネルギー』

『自分の中を「通す」』イメージで呼吸をしながらむすんでみました。

 

わたしのおむすびは
味が変わっていました。

 

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一見、見た目は何も変わらないのに
息子がすぐ気づいて。

「きれいだねぇ。おかあさん、さすがだね」と伝えてくれた。

 

おむすびを伝える、と決めて
またひとつ、階段を登れたかな、と思えました。

まだまだ先は長い。
けれどひとつひとつ、おむすびが教えてくれる尊い力を知ることができてわたしは本当に嬉しい。

サトケンさん、ありがとうございました。

 

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そしてオザキさん
晩年の初女さんをお写真におさめて、写真集を出されています。

 

森のイスキアへ足を運び
写真に収まっていない初女さんのお姿やあり方を
とても近くでご覧になっていた方。

 

人にだけに優しい方ではなかったこと。
みんなに、全てに優しい方だったこと。

90歳を過ぎてもとても身綺麗にされていたこと。
「のろさ」とは異なる、手をかけるゆっくりとした所作をされていたこと。

 

「食事は命の分かち合い。自分を扱うように」
という言葉を
まさに、生活、暮らし、生き方、在り方
全てで体現されていたんだな、と感じることができました。

 

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やっとやっとわたしはスタート地点に立てたばかり、という気の遠くなるような気持ちと

だけど、丁寧さや手間のかけかた
それが自分を愛する方法であることを知っていてよかったという安堵感にも包まれた

優しく、とても充実した時間になりました。

 

今回、会が始まる前に参加者のみなさんで黙祷を捧げました。

その時初女さんがね

「そんなに重たく、難しく考えないで〜
自由にやったらいいのよ〜」

と、わたしにものすごく軽やかにメッセージをくれました!笑

すっごく軽やかだった!!!

 

だからか。
サトケンさんのおむすび、とっても軽かったんです。

 

うん、そうだ、そうだ。
わたしも軽やか〜に伝えていこうと思います♡

 

 

 

 

『心がほどけるおむすびの会』に参加されたことがある方は
最後に手で柔らかく手を添えて包み込むような所作のところで

ぜひ

「自分への愛」を宇宙から受け取り
自分の中を通して
「大地の恵をえられる喜びと感謝を」大地へ還し

そのエネルギーがまた宇宙へ循環され
宇宙をとおして改めて自分に入ってくる

というイメージを持って
おむすびを包み込んでみてね。

 

「ふぅ」と息を吐きながら
ただただそこに在る、ということを感じながら。(ギュってしないでね〜 笑)

 

つくっている人が行うそのエネルギー変換?循環?が
ひかりの種を輝かせる瞬間。

むすんでいる人の心がほどける瞬間です。

 

ひかりの種が輝くおむすびは
むすぶ人をほどいてくれるおむすびは
口にした人のエネルギーと共鳴して
きっとふともれてしまう「おいしい」になります。

 

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そしてその心から感じる体中で感じる「おいしい」は自分でつくりだせる、ということが本当に素晴らしいことだと思うのです。

そんな自分も喜ぶ「おいしい」が積み重なったら
豊かな人生になるに決まっています。

 

それこそが
わたしが伝えていきたいことであり(わたしが勝手に)初女さんから継承を任されたことなんじゃないかな、と感じています。

 

 

 

 

 

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