仕事も家庭も大事にしながら働くことはできるのでしょうか？
年収600万円、という数字。
正当な評価で600万円と
残業をたくさんこなしての600万円では
日々の過ごし方が異なることはお分かりになると思います。
子どもに「おやすみ」が言える時間なのか
出かける時も帰ってきた時もみんな寝ている時間なのか
土曜日の午前中は寝ている時間なのか
早起きして家族で出かける時間なのか
時間の使い方、支配されているものが全く異なります。
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今日はちょっと夫を例に書いてみようと思います。
（こんな柔らかい印象の人ですけど、外資系企業でマネージャーやっているバリバリの会社員です）
夫にね
あなたの在りたい姿やビジョンに対して
今どれくらい叶っている感がある？
と聞いたら
80％
と返ってきました。
彼の在りたい姿というのは
- 家族を笑顔にできる自分であること
- 豊かな体験ができる、させてあげられる収入を得られること
- グローバルな仕事をして海外と行き来すること
- クリエイティブな仕事をすること
- 子どもや妻との時間を大切にしながら生活できること
- and more・・・
この在りたい姿は
かなり頻繁にグレードアップしていて
それははたから見ているわたしも感じています。
時には迷走していたんじゃないかな、とも思うし
新卒の頃から
しっかりビジョンを持っていたわけではないと思うんですよ。
結婚して2年くらいたった頃でしょうかね。
駅で会った彼の顔。
未だに忘れられない、あの疲れきった顔！
待ち合わせした駅のフォームに
すごい黒い影をまとって現れたことがあって。
わたし視力2.0なのに
夫とわからなかった。
それくらいエネルギーが疲弊していたんでしょう。
それを見た時に
「こんなの彼じゃない」って思ったし
「こんな彼、イヤだ」って思った。
ねぇ、会社楽しいの？って聞いたんです。
仕事、楽しめてるの？って。
それで転職してみたらどうか、と提案しました。
妻がそんなことを言うのは余計なお世話かもしれないし
もしかしたら聞く耳なんてもってもらえないかもしれない
そういう思いがなかったわけではないですけどね。
だけど、心配でした。
仕事って
人生の中でものすごく割合を占めています。
男性だったら特にです。
なのに、このままでいいんだろうか、と、心配になりました。
それから何度か転職しての現在。
ポジション、収入はもちろん格段にアップしているし
家族との時間もとれている。
なんといっても
笑顔が今、一番いい笑顔だと思います。
笑顔は
在りたい姿でいられているかのバロメーター。
ビジョンや在りたい姿というのは
どんどん変わっていいんですよ。
どんどんグレードアップさせたらいい。
そしてこの
在りたい姿やビジョンというのが明確であればあるほど
「さて、今どうするか」というのが明確になります。
そこに
いい、わるい、というのはありません。
例えば夫の場合
一度年収が下がる転職を選んだこともあります。
表面上は「年収が下がる＝悪い選択」ととらえがちです。
でもそれは
どうしても経験したい分野があったための選択。
ポテンシャル採用だったから年収は下がりました。
でも結果的に
その会社だったから通勤しながら大学院の博士課程を修了できました。
（入社する時は大学院は考えていなかったんですよ）
彼の中に
◯◯を経験する→◯◯ができるようになる→こんな仕事をする
というイメージがあったんでしょう。
結果的に（経済的にも）大学院へ行くことができたのは
そのビジョンがあったからだと思います。
在りたい姿に対して
今やっていることや（仕事）
今入ってくるお金や（年収）
今付き合っている人や（上司や同僚や部下）
とにかく環境のスケール感が合わなくなると
違うことがしたくなったり
転職したくなったり、環境を変えたくなったり
勉強したくなったり、資格をとりたくなったり、スキルアップしたくなったり
します。
スケールを小さくして、断捨離して
地に足をつけるタイミングであることもあります。
そういったものを澱ませない。
エネルギーを停滞させない。
在りたい姿やビジョンと今の環境や今の自分はズレが出てきた。
スケール感が合わなくなってきた。
ピンとこなくなってきた。
「だからどうするか」をちゃんと考えてあげてください。
自分のためにね。
そしてそれが本音ならば
それは結果的に周りも幸せにしかしません。←結果的に 笑
自分の可能性を信じて諦めない。
ある種の野心であり情熱だと思います。
こんなパートナーを選べたわたしがすごい
と言いたいところですが（笑）
これは彼の能力であり、彼の人柄であり、彼の努力の賜物だと思います。
個性や努力を認めながら
適正に的確に在りたい姿を明確にイメージさせる。
そして蓋をしてしまいそうになるところを再燃させる。
それがわたしの役目だとも思っています。
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