嶋田佑紀公式Blog【おむすびとわたしと。】

わたしがひかりの種として伝えている「心がほどけるおむすび」から派生した話と、その活動に共感してくれた人たちで伝える「おいしい」の尊い力を綴っています。

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種からタネを考える

ご訪問ありがとうございます。
嶋田佑紀(しまだゆうき)です。

 

 

題名が硬い!笑

 

 

 

昨日、子どもキッチンプログラム〜TANE〜の畑に
マルチをはりました。

畑の様子はコチラで読み進めることができます

 

 

そして今

この本を読み終え、再度読み返しています。

タネが危ない

タネが危ない

 

 

でですね、車を運転中、ふと。←わたしな車の運転中”ふと”が多い。

 

「いつくらいから人間のタネは危なくなったんだろ」

 

と思ったんですよ。

 

同時に思い出したのが
おばあちゃんちの縁側に干されていた種。

 

わたしは昭和51年生まれ
昭和25年生まれの両親に育てられております。

 

さらにその親
いわゆるわたしの祖母は昭和ヒト桁生まれ(耳は遠いけどまだ元気)で
家庭菜園をやっていたなぁ、

小学生の頃遊びに行くと
縁側に種が干してあったなぁ、と思い出したんです。

 

 

さっそく朝っぱらから電話したよ!(笑)

 

 

わたし「おばあちゃんさ、家庭菜園やってたよね」

祖 母「今はやめちゃったんだよ」

わたし「うんうん、知ってる。今はやってないよね。昔昔やってたよね?」

祖 母「もう体が動かなくてやってないんだよ」

わたし「うんうん、そうだよね。今はね。昔はさ、やってたよね、裏の畑で!」

祖 母「もう返しちゃったんだよ」

 

・・・・と「今はやっていない」のやりとりがかなり続き(笑)

 

わたし「種ってさ、自分のところのとってたの?」

祖 母「大根や菜っ葉は自分のところのとってたよ」

わたし「花咲かせて自分でとってたの?」

祖 母「そうだよ。時々ね、交換するといいんだよ」

わたし「そうなの?」

祖 母「そうだよ。隣じゃだめだよ。近くてもちょっと違うところね」

わたし「へぇ、そうなんだ!自分のずっとじゃだめなの?」

祖 母「だんだん実がならなくなるんだよ」

わたし「そうなんだー」

祖 母「ネギはね、いろんな種類があるんだよ〜」

わたし「そうなの?」

祖 母「太いのとかね、わけぎっていて細いのとかね。株がわかれるのを子持ち株っていってね、株をわけるとどんどん育つよ。ネギは面白いよ」 

*子持ち株って調べたけど見当たらず。株分けのことかなと。

わたし「へ〜。ネギかぁ。」

(そういえば作付け計画にネギなかったなと思い出す)

祖 母「ネギも苗を交換するといいよ」

わたし「苗を交換すんの?」

祖 母「そうだよ」

 

わたし「そうなんだね〜。朝からありがとね。また聞かせて!」

祖 母「うん、またゆっくりね」

わたし「うん、ありがとねー!」

 

というわけで10分弱の会話でしたが
こんな近くに
まっとうな家庭菜園をやっていた人がいた!と思い出せて嬉しかったのと

なんだかわたしが畑をやるって
意味あるのかも、って思ったのと

あとちょっと
孝行した感じがました。

 

 

 

ここから推察するに

ひとつは


昭和20年代生まれくらいの人たち(わたしの親世代)は
うまれた頃〜成長期にかけて
自家採種の種のお野菜を主に食べていた

のではないか、と。

 

 

高度経済成長に合わせてF1種といわれる種が出てきて
昭和20年代生まれくらいの人たち(わたしの親世代)は大人になってから
F1といわれる種からつくられた野菜を食べだした感じなんですよね。

 

幼少期〜成長期には多分
在来種・固定種といわれるものを中心に食べてたいように思います。

 

 

ということは
その子どもである我々(昭和50年以降)は
すでにF1種といわれる野菜が主流の時代に幼少期を過ごしているわけです。

 

さらに
電子レンジが出てきた世代。

わたしの記憶だと中学生くらいに
祖母宅と自宅に来たと思うんだよね。

普及率調べてみたら
だいたい1989年くらい。中学2年生だ。

 

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(ガベージニュースより引用)

 

 

なので
現在の40代以下は
完全に
F1種の野菜と電子レンジとコンビニの恩恵世代ってことになる。

 

 

 

先に紹介した
「タネが危ない」の中では

母体から引き継がれたミトコンドリアが正常かどうかがとても重要であることが書かれています。

 

不妊症において
現在は男性側にも原因があるということは
最近わかってきていることで
これって要はタネにも問題あるかもよ、ってことですよね。

実はこれ
ミトコンドリアの問題かもしれないよ、ってことなんです。

  

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(ミトコブログより引用) 

 

 

このミトコンドリア

電磁波やF1種(都合が良い雄性不稔)野菜に影響されるのではないか、といわれています。

 

 

 

 

危機感をあおるために書いているわけじゃなくて

 

わたしたち世代って
こんなこと知らないで毎日暮らしてるよね、ってこと。

食生活を営んでいるよね、ってこと。

 

 

知らないってだけで

次世代にどんだけ無責任な行動をしてるんだ、ってことを

自覚してみよう、ってことです。 

 

 

無知は罪なり(by ソクラテス) 

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大切なことは、ただ生きるのではなくて、よく生きるということなのだ 

 

 

 

嶋田家は男の子を2人育てています。

電子レンジの電磁波は特に精子に影響する、というを聞いて
長男1歳の時に勇氣を出して手放しました。

ラクちんを手放すというのは覚悟がいるよね。 

 

 

そして最近ですが
野菜は極力無農薬でつくられているものを使っています。

畑をはじめたことで
在来種・固定種といわれる、種から安全なものを食べられる環境も続けていきたいと思っています。

 

14歳までへその緒はつながっている

と聞いたことがあってね(スピ的観点でね)

 

なんとなく、ですが
14歳までは何を食べるかは人生の土台になる氣がしていて

当然子ども達との距離は離れていくけど
14歳まではまともなものを食べさせよう、というのは常々自分に言い聞かせています。

 

 

 

調べてみたら
成長期のピークって13歳。

要所要所で大切な年齢はあるにせよ
多分、14歳まで大切説はけっこう濃厚な氣がします。

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もちろん大人になって改善することは可能だけど
土台として築いておいてあげることは
子どもの知らないところで
親のやってあげられる数少ないことのひとつじゃないかな。

 

 

 

 

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