嶋田佑紀公式Blog【おむすびとわたしと。】

わたしがひかりの種として伝えている「心がほどけるおむすび」から派生した話と、その活動に共感してくれた人たちで伝える「おいしい」の尊い力を綴っています。

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親子フェスタで手放せた「わたし」

ご訪問ありがとうございます。

嶋田佑紀(しまだゆうき)です。

 

11月11日(日)ポッキーの日に開催された親子フェスタ。
200個のおむすびと、27人のお子様とのワークショップを経験して
おむすびの神は降臨してこなかったけど(笑)
「不必要なわたし」を手放せた実感はあります。

 

今日はちょっとした節目かな、なんて思いながら書きました。 

 

 

プロフィールや以前のブログを読んでくださっている方はご存知かもしれませんが
わたしは人事職に就ていました。

人事の仕事って、どんなイメージですか?

 

とにかく「仕事のできる人」なイメージ強いと思うんですよ。

 

スケジュール管理はもちろん、考課、教育・研修、事務処理から営業活動まで
一切を担うんですね。

規模の大きな会社なら、ある程度分担されているでしょうけれど
わたしが属していた会社は100人〜200人レベルの会社でしたから
そんなに人員をさけませんので
新卒採用に関わる一切を、わたしが取り仕切っていたわけです。

そう、上記の仕事をすべてひとりでこなしていたの。

 

でね。

 

それが「わたしって仕事してる」「わたしって仕事できる」という肯定感になっていたわけですよ。

 

一方で「こんな仕事続けていていいのか」っていう、疑問もありましたよ、もちろん。
だから飲み屋のママのおむすび食べて泣いたんだろうと思います。

 

 

さらに「仕事のできるわたし」でありたいけど
「なんでもこなせる人」という評価はとてもイヤでした。

 

これができる、これが得意、これが好きの「これ」がない、ってことだったから。

 

「これをやりたい」と思って動くでしょ。転職するじゃない?
働き出して「違う」と感じたら、一定のところで見切りをつけてまた動く、ということを繰り返していた会社員時代だったんですね。

だから当時は「これ」になかなか出逢えないことにすごくコンプレックスを感じていました。


「あきらめが早いだけなんじゃないか(わたしの性格の問題)」とか
「わたしがやりたい仕事なんてうみだせないんじゃないか(会社のニーズに合ってない)」とか

自分を責めていましたしねww

 

会社員として働くには「わたしのやりたい仕事」がなさすぎました。

やりたいことをやるなんてわがままだっていう人もいるけど
わがままに生きたいです、わたしは。

だからわたしは社会不適合者なんです(笑)

 

そんなふうに思えるようになったのは、最近だろうと思います。

 

だってわたし
「仕事できる人」っていう評価で自分を守っていたから。
いざとなればいろんな方法でお金を得られる、っていう安心感を抱えていたかったんですよ。

 

そんなわたしを手放そうとわたしが「これ」と決めたのは2018年9月です。

そう「心がほどけるおむすび」の人になります宣言です。

(2016年にはおむすびを見つけていたけどね。決めることができたのは2018年9月でした)

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え?!おむすびで食べていかれるの?!感、満載(笑)←自分が。

 

仕事のできる人=お金を得る方法はいくらでもある人
をやめて
「これ」を信じることにして
流れに身を委ね、11月11日にイベントに参加すると決め
参加した結果
「仕事のできるわたし」=「なんでもできるわたし」を手放すことができました。

 

 

今回スタッフとしてサポートしてくれた

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左が平岡真澄さん、右が森田未来さん

 

 

お金の管理と、予約も含めた受付一切を引き受けてくれたのが平岡真澄さん。

彼女は20ブースくらいのイベントなら自分で主催しています。

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この人数を仕切れる人!!

 

それなのに今回「ゆうきさんと一緒に仕事できるなら手伝いたい」と申し出てくれてサポートにまわってくれました。

 

イベントを主催している側をもう何度も経験しているから、(言い方悪いけど)捌くのが本当に上手。

ここが上手にできるのはお客様の心理をよくわかっているからです。
そして確認すべき要点がわかっているから。

 

お客様に何かあったり、お客様が安心して申し込みや支払いができなかったら、わたしだって気になっちゃうでしょ?

それが一切なかった。一切ですよ?

本当にワークショップに集中できました。目の前の子どもに集中できました。

 

 

 

そして森田さんにお願いしたのは
ワークショップで使う混ぜご飯をつくってもらったり、お米を炊いてもらったりすることと
ワークショップに参加したお子様のご家族からご注文を頂いたおむすびをむすんでもらうこと。

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ワークショップが終わる時にはできあがっている↑

 

そうです。人様に差し上げるおむすびをむすんで頂いたんですよ!

だって、こんなことを感じてくれる人だから。

おむすびに教えられたこと:所沢親子教室・ベビーマッサージ 子育てサロンkiitos | 入園準備プログラムであなたらしい”個”育てを*所沢子育てサロンkiitos

ここまで伝わったのなら大丈夫だと、安心してお任せしました。

 

このおふたりがサポートしてくれたからこそ。安心してワークショップに集中できました。

 

 

だからわたしはこんな笑顔で仕事ができました。

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こんな幸せそうな顔して仕事をしている自分を知ってしまったら
あぁ、もう戻れないな、って思わざる得ませんでした。

 

なんでもこなせる人、なんでもできるすごい嶋田さん、じゃなくてもいいじゃん。平気じゃん!

これしかできないの、これをやらせてください、と認めることができて・・・なんというか、心からホッとしています。

体中の力が抜けた感じ。

 

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こんな自然で嬉しそうな顔で仕事している自分、初めてみました。

 

 

 

 

なにかにつけ「あなたは本来職人タイプ」とか言われたりして
「えーー、人事で職人とかありえない、ムリ!」(師匠のすごさを知っていたから)
とか思ったし。

 職人、て、何の職人になるのよ。って思っていたけれど。

 

「おむすびの嶋田さん」になるってことか!と、ワクワクしています。

おむすびの嶋田さん、にまっすぐまっすぐ向かっていきます。

  

 

 

 

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